日本では年末の間に会う人に対して良いお年をと言ったり、新年には明けましておめでとうと言ったり時期にあわせた言い回しがありますね。英語にも実は似た表現が存在します。今回の記事では、年末や新年に使われる「Happy holidays」という英語表現をご紹介。ぜひ英語でも年末や新年のシーズンに使ってみましょう。
目次
「Happy holidays」の意味とは?
良い休暇を!という意味のフレーズ
休暇シーズンに使う表現のため日本でいう良いお年をとは少し違いますが、良い休暇を過ごしてくださいという意味で使われています。「Happy holidays」で使われている「holiday」という単語は休日や祝日を意味しており、休暇シーズンは連休になる人も多いため「holidays」と複数形で使いましょう。
「Happy holidays」の由来
様々な宗教や民族に配慮した言い回し
もともとクリスマス休暇の時期には日本でもおなじみの「Merry Christmas」が広く使われていましたが、クリスマスはキリスト教のお祭りですね。アメリカには様々な宗教や民族が混在しているため、声をかける相手が必ずしもキリスト教徒ではなくなってきました。そのため、どんな宗教や民族の人に対しても使いやすいように「Happy holidays」が現在では主流の表現です。
「Happy holidays」の使い方
クリスマスを含む感謝祭から新年にかけての挨拶に
アメリカでは11月末に感謝祭、サンクスギビングデイという祝日がありますが、その時期からクリスマスや新年にかけてまでが休暇シーズンと言われています。そのため「Happy holidays」はその期間において使える表現になります。もちろんイベントごとの言い回しも存在しますが、クリスマスはキリスト教に関係するイベントであるため相手がキリスト教かよく分からない場合は「Happy holidays」を使ったほうが良いでしょう。
「Happy holidays」に対する返事
Thank you, happy holidays to you too
「Happy hoildays」と言われた場合は、まず感謝の気持ちを伝えましょう。その後、あなたも良い休暇をと返してあげるのがベストです。返し方は例文で使っている表現や「You too」のように省略されたものでも良いです。他には「Same to you」という返し方もありますよ。
「Happy holidays」の言い換え
クリスマス以外で使用する場合
休暇シーズン全般であれば「Happy holidays」はいつでも使うことができますが、イベントごとの挨拶として感謝祭であれば「Happy Thanksgiving」、クリスマスであれば「Merry Christmas」、新年であれば「Happy New Year」などが代表的な表現です。
休暇期間全て使える「Have a happy holiday season」
「Have a happy holiday season」にすると良い休暇シーズンをお過ごしくださいという意味になり「Happy holidays」のようにどの宗教や民族の人に対しても使うことができます。反対に「Christmas」という単語を入れた表現にしたい場合は、「Have a wonderful Christmas」のようにすることもできます。
新年の挨拶で使える「Have a great new year」
新年の挨拶も「Happy new year」以外に「Have a great new year」と表現することもできます。「great」の部分は様々な形容詞を入れることができますので、「wonderful」や「good」など自分で好きなものを入れて使ってみましょう。
まとめ
相手のことを配慮した素敵な表現
今回は休暇シーズンに使える挨拶表現「Happy holidays」をご紹介しました。どんな場面でも簡単に使えますので、人と会った時や別れ際などに使ったりメールやメッセージカードなどでもぜひ使ってみてくださいね。