海外のレストランやお店、ネット上まで、様々な場面で見かけるスラング「n/a」。その正確な意味や、使い方をご存知ですか?まるで記号の様なフレーズですが、意味を覚えると非常に使いやすいスラングですよ。今回は、そんな「n/a」の意味や使い方を、詳しくご紹介していきます。日常会話で使えるフレーズも解説しているので、是非チェックしてみてくださいね。
目次
「n/a」の意味とは?
幅広い意味を持つ「該当しない」
「n/a」は主に「該当なし」や「利用不可」を意味します。その意味合いは非常に幅広く、レストランでメニューが売り切れの時や、ネットで検索したものの情報が見つからなかった時など、様々な場面で使用されます。しかし、文章で使われるよりは、ネットのエクセルや、リスト上で見かけることの方が多いスラングと言えるでしょう。
「n/a」の読み方
スラッシュは発音せずに「エヌ・エー」と読む
「n/a」の読み方は、アルファベット読みの「エヌ・エー」が一般的です。この時、スラッシュは発音しません。「n/a」は、あまり口語で使われないスラングなので、発音する機会は少ないでしょう。また、目上の人に対してや、フォーマルな場面で「該当なし」や「利用不可」を「n/a」と表現すると、少々砕けた印象を与えてしまいます。会話上では、スラングでは無い表現を選んで使うのが望ましいでしょう。
「n/a」の語源・由来
「not applicable」を省略したもの
「n/a」は、「あてはまらない」や「該当がない」という意味を表す、「not applicable」というフレーズを省略して作られました。主に「not applicable」の意味合いで捉えますが、場面によっては「取引なし」を意味する「not available」や、「回答なし」を意味する「not answered」などの省略形としても使われることがあります。大幅に意味の違いは無いので、文章の前後や、場面によって意味を汲み取ってみましょう。
「n/a」の使い方
サービスや商品を「利用できない」と伝える
お店やレストランで「n/a」では、「商品の在庫が無い」や「ご希望のサービスが利用できない」という意味合いで使われます。日常会話で使われる際も、このニュアンスに近いと考えて良いでしょう。「物が無い」や「都合がつかない」、などを表現することができます。また、エクセルで見かける「n/a」は「ノー・アサイン」と呼ばれる「Not available value」の省略形。空白になってしまって、使えないセルなどを表しています。
「n/a」を使用した例文・英語フレーズ
I am n/a on the date which you offer
提案していただいた日にちは空いていません
「n/a」を日常会話で使ったフレーズです。この場合の「n/a」は、「在庫がない」などを意味する、「not available」の省略形と相手には判断されるでしょう。また、直訳すると「提案してもらった日にちには私の空き時間がありません」という意味になります。日常的に使える、非常に使いやすい言い回しなので、覚えておくと便利ですね。
まとめ
幅広い意味を持つので意味合いをしっかり把握
「n/a」は様々なフレーズの省略形スラングとして、幅広い意味合いで使われています。一見難しそうですが、その意味合いは否定形がほとんどなので、場面や前後の文章から、簡単に汲み取りことができますよ。「not applicable」や「not available」の意味を覚えると、ニュアンスが掴みやすいので、「n/a」と一緒に是非覚えてみてくださいね。