「分」を英語で!省略した言い方や書き方も【何時何分の表記まで】

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日常会話では時間を聞いたり、伝える機会が多々ありますよね。「時」・「分」・「秒」の中でも「分」はよく使う時間の単位。ですが、いざ英語で表現しようとすると、ぱっと出てこない英語表現でもあります。この記事では「分」を意味する英単語と、「1分」・「15分」・「30分」など各時間ごとに異なる特殊な言い回しをご紹介。更には時間に関連した英語フレーズや、「何時何分」などの書き方、表記の仕方も解説しているので参考にして下さいね。

「分」は英語で?

「minute」と言います

時間の単位である「分」は英語で単数形は「minute」(ミニット)です。日本人がよく口にする「minutes」(ミニッツ)は複数形で表すときに使います。「10分」であれば「ten minutes」と表現できますね。

省略すると「min.」

「分」を表す「minute」は省略して「min.」と書くことができます。また、時間の表記も基本的には数字で書かれるのが一般的です。「20分」を「twenty minutes」と書くより、「20min.」と書いた方が簡単ですね。

「分」を使った時間の英語表現

「1分」を英語で表現

one minute

「分」を英語で言い表すときに、少し特殊な表現や、イレギュラーなケースをご紹介します。「1分」は英語で「one minute」です。「1」は複数ではないので、「one minutes」とは言いません。

a minute

冠詞の「a」を使って「1分」を表現することも可能です。「a minute」は比喩的な表現で使われることが多いです。例文では「Do you have a minute?」(ちょっと時間ある?)などが挙げられます。このときの「a minute」は厳密な「1分」ではなく、「30秒」や「5分」など話し手によってニュアンスが異なります。

「15分」を英語で表現

fifteen minutes

「15分」を英語で表現する場合も、言い方が二通りほどあります。一般的なのは「fifteen minutes」です。もちろん「15 minutes」とアラビア数字を使って大丈夫です。

quarter of an hour

また、「分」ではなく、何時間の「時」を表す「hour」を使って表現することも可能です。「quarter」はカタカナ英語でもよく使われる「クォーター」、すなわち「4分の1」という意味の英単語です。「an hour」が「1時間」を指すので、「1時間」の「4分の1」は「15分」になります。

「30分」を英語で表現

30 minutes

「30分」の意味を表す英語表現も大きく分けて2つあります。一つ目は通常表現にあたる「thirty minutes」。ただし、標識や看板、広告でも長々と「thirty minutes」と書いているのはあまり見掛けません。「30min.」や「30 minutes」と表現してしまいましょう。

half an hour

「half 」は「2分の1」、つまり「半分」の意味です。「1時間」を表す「an hour」の半分は「30分」なので「half an hour」とも表現することができますよ。国にもよりますが、ネイティブスピーカーはこちらの「half」を使った表現の方が好まれる傾向にあります。

「分」を使った「~時~分」の英語表現

「分」が二桁の場合

「時」と「分」を並べるだけ

例えば「8時30分」という時刻は「eight thirty」と繋げて言うことで簡単に表現できます。メール文などで書く場合は「8:30」と表現することが多いので、いざ時間を口に出そうとしても中々出てこないことも。「何時何分」と言いたいときは、「時」と「分」を羅列するだけと覚えておきましょう。

「分」が一桁の場合

「時」と「分」の間に「oh」を入れて発音

例外として、「分」の数字が一桁の場合は、間に「oh」(オー)の発音を入れて表現します。例を挙げると、「1時3分」は「one o three」(ワン・オー・スリー)です。デジタル表示の「1:03」をイメージすると分かりやすいかもしれません。

「分」を使ったネイティブの英語表現

相手に時間を聞かれたとき、ネイティブは「分」単位まで正確に伝えるよりは、「何時何分過ぎ」や「何時何分前」と答えることが多いです。その際の言い方として、「~分過ぎ」には「past」、「~分前」には「to」を使います。時計の文字板で考えると、半分より右側の時刻を表すときは「past」、左側の時刻を表すときは「to」を使います。この考え方は海外特有の感覚なので、繰り返し使用して身に付ける必要があります。

「~時~分過ぎ」を英語で表現

英語の「past」を使って表現する場合

仮に時計が「2時5分」もしくは「2時6分」あたりを指していたとき、「five past two」(2時5分過ぎ)と表現することができます。「past」は「過去」という意味。時計に目をやったときは「2時5分」だったとしても、秒針は常に動いているので、相手に時刻を伝えるときは既に「2時5分」は過去のことですよね。また、「~時15分過ぎ」は「quarter」、「~時30分過ぎ」は「half」を使って表現することが可能です。

「~時~分前」を英語で表現

英語の「to」を使って表現する場合

仮に時計が「7時55分」を指していたとき、海外の人は「past」を使って「7時55分過ぎ」とは表現しません。正解は「five to eight」と表現します。この言い方が難しいと感じてしまう理由は、時計の時刻と英語の数字が一致しないからです。仮に日本語で「7時55分」を表現する場合、瞬時に「8時5分前」と思い浮かびますよね。慣れてしまえば英語でも「five to eight」(8時5分前)のように逆算して答えることができるようになりますよ。

まとめ

「past」&「to」の使い方に慣れよう

海外では時計を半分に分けて考える言い方が一般的です。日本にはあまり馴染みのない感覚なので、慣れるまでに時間が掛かります。「分」は「時間」を聞いたり伝える際に一番使う単位だと思います。「past」や「to」を使った英語での表現の仕方に慣れて、アバウトでもスムーズに時間を伝達できるといいですね。

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