果物の「柿」は英語で何と言うのでしょうか?この記事では「柿」を意味する英単語とその発音方法を詳しく解説。また、渋柿や甘柿、干し柿など「柿」に関連する様々な英語・例文をご紹介します。あの「柿の種」にも触れているので、柿ピーを英語で表現する際にも参考にして下さいね。
目次
「柿」は英語で?
英語で「persimmon」
柿は英語で「persimmon」です。日本では秋が旬の果物として多くの人に食されています。しかし、海外で柿をフルーツとして食べる習慣はあまりありません。馴染みがないことから「Japanese Persimmon」や「Fuyu Persimmons」のような表記で、スーパーの果物コーナーで売られていることがあります。柿は10月~11月にかけて旬を迎えますが、四季がはっきりとしていない海外特有の表現であることが伺えます。
柿の主な原産地はアジア諸国ですが、イスラエルのシャロンという地域で生産された柿はシャロンフルーツと呼ばれています。日本の気候ですと柿は秋に実がなるのでイスラエルのような南国で柿がつくられているのは驚きですね。イギリスの市場などでよく見かけます。
フランスで意外と知られている「Kaki」
また、一部の地域では「kaki」と表記して陳列しているお店もあります。ヨーロッパではフランスが、アメリカやイギリスに比べると多くの人に知られており、「kaki」の呼び名が定着しています。日本人としては何だか鼻が高いですね。
「柿」を英語で言うときの発音方法
二箇所に区切って発音
「per」は「r」の部分を意識する
「persimmon」はカタカナで表記すると「パーシモン」です。一見、簡単そうな発音にみえますが、日本人の苦手な「r」があるので注意が必要です。舌を口内のどこにもつけないで「r」を発音するのがコツです。
「simmon」は「シモン」にならないように注意
「simmon」の部分ですが、カタカナでそのまま発音してしまうと「shimmon」になります。「シモン」ではなく「スィモン」と発音すると良いでしょう。アクセントを置く個所は「s」の位置です。
「柿」に関連する英語フレーズ・例文
渋柿は英語で「astringent persimmon」
「astringent」は「渋い」という意味の形容詞です。また人の態度や表現が「厳しい」「辛辣な」という意味でも使われます。
甘柿は英語で「sweet persimmon」
「sweet」は皆さんご存知の通り、「甘い」という意味の形容詞です。なので、「甘柿」はそのまま「sweet persimmon」と表現できます。
干し柿は英語で「dried persimmon」
「dried」は「dry」の過去形・過去分詞で、こちらも日本ではよく使われる「ドライ」の英語です。ここでは形容詞的用法で「乾燥した」という意味で使われています。
柿の種は英語で「persimmon seeds」
「seed」は「種」の意味です。複数形で用いられることが多いですね。ただし、日本の銘菓である「柿の種」は、「Kakinotane」が何かを説明する必要があると思います。例文として、「Kakinotane goes well with beer」(柿の種はビールに合う)など、表現の仕方を工夫してみてください。「go well with」はイディオムです。