「乗り換え」を英語で!【電車の乗換案内・聞き方も】

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今では電車の乗り換えアプリが普及して、多くの人が乗り換え案内を頼りに目的地まで向かいます。海外から来日する外国人の方も英訳されたアプリを活用して日本国内や東京都内を回ることが出来ています。ですが、環境によってはオフラインでアプリやマップが使えない場所もありますし、多言語に対応していない地域もありますよね。また、乗り換えの仕方が分からければ直接聞いた方が早いという方もいると思います。さて、英語で「乗り換え」方法を聞いたり案内するには、どう表現すれば良いのでしょうか?駅のホームで困っている人を見つけたら、ぜひ使ってみて欲しい英語フレーズをご紹介します。

「乗り換え」を表す英語は2つ

「transfer」を使った英語表現

「乗り換え」という名詞としても、「乗り換える」という動詞の意味でも使える便利な英単語が「transfer」です。乗り換えの表現としては、「transfer to(路線名)」や「transfer at (駅名)」など動詞の形で使われることが多いです。後ろの前置詞は乗り換える対象によって使い分けると良いでしょう。

似たような単語で「transit」があります。こちらは飛行機の乗り換え時に使用される英単語です。電車やバスの乗り換えには「transfer」を使いましょう。また「translate」という単語もありますが、「翻訳する」という別の意味の英単語になるので注意して下さいね。

「change」を使った英語表現

もっと簡単な「change」という単語でも「乗り換え」を表現することができます。動詞として「乗り換える」の意味で使われ、「change trains」のような形で表現します。「change to~」と前置詞を用いて文を組み立てることもできますが、乗り換える対象を後ろに配置する方がカジュアルで伝わりやすいですね。

「exchange」もスペルが似ていますが、「交換」の意味を表し、「乗り換え」とはニュアンスが異なります。但し、バスの終着駅になるような大きなターミナルにあるバスの乗換所では「Bus exchange」や「Bus Interchange」のサインを見掛けることが間々あります。

「乗り換え」を表す英語表現の使い分け

「transfer」と「change」の違い

意識して使い分ける程の違いはない

「乗り換え」の意味を表す「transfer」と「change」について、両者に意味やニュアンスの違いはなく、ネイティブスピーカーも場面により意識して使い分けることはしていません。なので「transfer」と「change」、どちらが言いやすいかを基準にして使用すれば良いと思います。

強いて違いを挙げるのであれば、「change」の方が手軽に「乗り換え」できるイメージです。ここで言う手軽とは、乗り換えの手間が掛からないという意味ですね。同ホームから別の電車に乗り換える場合は「change」。改札を通ったり、電車からバスへ交通手段を変更する場合は「transfer」を使う傾向にあります。

「乗り換え」方法を英語で案内する

乗り換えが必要な駅を案内する場合

「You need to transfer at(駅名) 」で表現

一例として、新宿駅で乗り換えが必要な場合は、「You need to transfer at Shinjuku」です。「need to ~」の形を使って、「~する必要がある」と表現します。前置詞の「at」を使って、乗り換える駅を指定すれば完成です。

乗り換えが必要な駅と路線を案内する場合

「You need to transfer to(路線名) line at(駅名)」で表現

路線を変更しなければならない場合は、路線名に「line」を付け足して案内します。また路線の場合、前置詞は「at」ではなく「to」を使います。駅に降り立つイメージの「at」と、別の路線に向かう「to」が前置詞のコアイメージになります。

特に東京は鉄道路線の数が多いので、迷わないように詳しく案内してあげると良いですね。仮に渋谷駅から山手線に乗り換える必要がある場合は、「You need to transfer to Yamanote Line at Shibuya」と言えます。

乗り換えが必要な駅とホームを案内する場合

「You need to change from platform 1 to platform 2 in(駅名)」で表現

別の路線に乗り換える必要はないものの、ホーム間で電車の乗り換えを行った方が良いケースもあります。例えば急行列車(express train)の通過待ちをしている各駅停車(local train)から乗り換える場合ですね。海外の方からも人気の秋葉原の駅で1番線から2番線に乗り換える場合、「You need to change from platform 1 to platform 2 in Akihabara」と伝えます。

「from A to B」で「AからBへ」と表現できます。また、ホーム間を移動する場合の乗り換えには駅名の前に「in」を使うのが自然です。駅の中のホームというニュアンスで、点で捉える「at」よりも広い範囲の意味で駅を捉えるからです。

「乗り換え」方法を英語で尋ねる

目的地の駅までどのように行くか尋ねる場合

「How do I get to(駅名)?」で表現

どのように電車を乗り換えて行けば良いのか方法を聞くので、方法や手段を訪ねる「How」を使います。また「get」には「着く」や「到着する」という意味があるのもポイントです。ロンドン中心部にあるキングス・クロス駅に行きたい場合は、「How do I get to King’s Cross station?」と聞けば、行き方を教えてくれますよ。

まとめ

電車の「乗り換え」には「transfer」や「change」を使う

電車の「乗り換え」表現には、「transfer」や「change」を使って文を組み立てると良いでしょう。後ろに前置詞を用いて駅名や路線名、ホームの番号を入れてあげれば簡単にフレーズが完成します。自分自身はもちろん、駅で困っている人を見掛けたら、ぜひ話しかけて案内してあげて下さいね。

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