映画のセリフから日常会話まで、頻繁に見かけるスラング「oops」。瞬間的に使う間投詞や感嘆表現として使えるので、覚えておくと何かと便利ですよ。今回はそんな「oops」の意味から使い方まで、詳しく解説していきます。ニュアンスの掴みやすいフレーズもご紹介しているので、是非チェックしてみてくださいね。
目次
「oops」の意味とは?
「しまった!」という間投詞
主に「oops」は何かミスをしたときなどに言う、「しまった!」や「やっちゃった!」を意味します。会話中にまずいことを言ってしまった時や、物を落とすなどの失敗をした時の間投詞として活躍するので、日常的なスラングとして認識しておくと良いでしょう。また、ミスの意味合いが転じてカジュアルな「ゴメン」を意味することも。友人間などで言う「悪い」などとニュアンスが似ています。
「oops」の読み方
発音は「ウップス」
冒頭のウの音は、軽く唇をつき出すように発音します。さらにウの音はスペルの通り「oo」の部分に当たるので、「ウー」という少し長めの音を意識すると良いでしょう。カタカナ表記も「ウップス」が一般的ですが、「ウープス」の方が実際の発音に近いです。続くプの音には破裂音を混ぜ、最後のスの音は舌を前歯の後ろあたりに付けて発音します。歯と下の隙間から空気を抜くように発音すると、よりネイティブな発音に近付きますよ。
「oops」の語源・由来
同じく間投詞の「whoops」の省略形
「oops」は同じく間投詞や感嘆表現として使われている、「whoops」の省略形とされています。「whoops」の他にも同じ意味合いながら子供に向けた「whoops-a-daisy」なども、ニュアンスとしては引き継がれていますよ。意味合い自体はほとんど変わらないので、シンプルに省略系のスラングとして覚えておきましょう。
「oops」の使い方
ミスをした時などの「まずい」や「ごめん」
何か失敗をした時や、忘れていたことを思い出した時などに、日本でも使われる「まずい」や「しまった」という間投詞と同じように使います。ネイティブスピーカーにとっては思わず言ってしまう言葉なので、覚えておくと同じように瞬時に使えたり、言われた際にもすぐに理解できますよ。また、「悪い」や「すまん」のような軽い謝罪としても使われるので、カジュアルな友人間には頻繁に登場します。
「oops」を使用した例文・英語フレーズ
Oops! I overslept again!
まずい!また寝坊しちゃった!
寝坊してしまった、という失敗に対する感嘆表現として使われています。「I overslept again」の部分を、違うミスに置き換えれば様々な場面で使用できるので、便利なフレーズですよ。また、「oops」は軽いミスや問題に対して使用することが多いので、深刻な問題に対してやシリアスな場面で使用することはおすすめしません。深刻な失敗に対して「oops」を使用すると、ふざけているような印象を相手に与えてしまいます。
まとめ
どんな場面でも使いやすい間投詞
軽いミスや問題に対しては「oops」を使う場合は、相手や場面を選ぶ必要がないのが大きなポイント。カジュアルながらも失礼だったり、下品なニュアンスを含まないので、英語初心者でも安心して使用できます。ミスや問題の重大さにもよりますが、ほとんどの場合には使用できるので、覚えておくと便利なスラングですよ。