英語学習者の皆さんは英語で違うと言いたい時はどんな言葉を使いますか。「no」をよく使うと思った方が多いのではないでしょうか。今回の記事ではカジュアルに軽く否定をしたい時に使える言葉「nope」をご紹介します。スラング言葉であるため、会話の中で使えばよりナチュラルに格好良く聞こえますよ。
目次
「nope」の意味とは?
「いや、ううん」の意味
「nope」は日本語にするといいえというよりかは、ううん、いいやのように軽く聞こえる言葉です。スラング表現ですのでフォーマルな場面や目上の人に対して使うのは避けましょう。友達との会話などでは「nope」を使うことでカジュアルにしたり、本当に嫌だという時は「no」と強調したりして使い分けることができますね。
「nope」の読み方
発音は「ノゥプ」
最後の「プ」はほとんど聞こえない
「nope」はカタカナで表すと「ノプ」というよりかは「ノゥプ」と表すことができます。はじめの「ノ」が強くなるため続く「ゥ」は弱く聞こえます。また、最後の「プ」は少し上と下の唇が触れて「プ」と軽く弾けるような音で、これも弱くほとんど聞こえないように発音するときれいに聞こえます。
「nope」の語源・由来
「no」をくだけた言い方にしたもの
「nope」は「no」を強調しようとして言ったことが始まりとされている言葉です。現在では「nope」以外にも「nah」も軽い否定を表す言葉として使われています。「no」と同じ意味ですが、「nope」は「no」のように名詞を修飾することはできません。返事をする場面でのみ使いましょう。また「yes」のスラングは「yep」ですのでこれも併せて覚えておくと良いですね。
「nope」の使い方
カジュアルな日常会話でよく使う
「nope」は日常会話で、返事をする時を中心に頻繁に使われる表現です。最近では「nope nope nope」と連続して使われる場合があり、この場合は無理無理のように気持ち悪いものを見た場合や何か嫌なものから逃げたい場合が多いです。また、この意味から派生して「nope」をビビるという意味の動詞として使う人も出てきています。
「nope」を使った例文
A.Are you going to the party tonight? (今夜のパーティー行く?)
B.Nope, not today. I don’t feel like it.(ううん、今日はいいかな。あんまり行く気しないの)
パーティーに行くかを確認されて行かないことを伝えている状況です。「nope」だけでなく「not today」を付けることで今日はいいやという返答ができます。また、英語ではなぜそうしないかの理由を求められることが多いので、今回の例文では気分が乗らないということを「I don’t feel like it」と伝えています。
まとめ
軽く否定したい時に使ってみよう
今回の記事ではスラング「nope」をご紹介しました。意識して使うことで単語や表現は自分のものになっていきます。ううん、など軽く否定したい場合をメインに積極的に使ってみてくださいね。