日本の秋の風物詩である紅葉狩りは、海外から来た人にはぜひ一度味わってほしいですよね。秋に訪れる京都などの観光スポットでは、もみじやかえでなど、たくさんの葉が綺麗に色づいています。さて、「紅葉」は英語で何と言うのでしょうか。前置きですが、英語で「秋」を表現する場合は「autumn」と「fall」を使い分ける必要があります。両者の違いは、イギリス英語が「autumn」でアメリカ英語が「fall」です。
目次
英語で「紅葉」(こうよう)を表現する方法は3つ
「紅葉」を「autumn / fall leaves」で表現する
直訳すると「秋の葉」という意味になります。覚えやすいですね。紅葉は主に木々や枝に付いた複数の色づいた葉を指しますので、「leaves」と複数形で表現します。また、どこに見に行くかを強調したのであれば「Let’s go to see the autumn leaves」と付け足すと、京都へ行きたいことが伝わります。
「紅葉」を「autumn / fall foliage」で表現する
「foliage」は見慣れない単語だと思いますが、こちらも「葉」を意味する単語です。また「foliage」は1本の木から成る複数の「枝葉」のことを厳密には指します。よって、「leaves」と同じく辺り一帯の紅葉を表現することが可能です。
「紅葉」を「autumn / fall colors」で表現する
「秋の色」すなわち「紅葉」であると表現できます。また「紅葉する」という動詞は「turn」や「change」を使い、目的語に「色」を配置すれば完成です。「The leaves turn yellow/red」や「Leaves change color」で「紅葉する」と表現できますね。
英語で「紅葉」(もみじ)は何と言う?
「Japanese maple」と言います
カナダの国旗にも採用されている「楓」を英語では「maple」(メープル)と言います。カナダの「お土産」として定番のメープルシロップは楓の木から取れます。そして「楓」と「もみじ」は若干形状が異なり、日本でよく見掛ける「イロハモミジ」のことを英語では「Japanese maple」と言いますよ。
英語で「紅葉狩り」は何と言う?
「leaf peeping」と言います
「peep」という単語には「こっそり見る」や「覗き見る」といった意味が含まれますが、「leaf peeping」という使い方をした場合に限ってはその意味にはなりません。国土の広いアメリカなどの一部の地域では、紅葉をみに足を運んだり、写真を撮って楽しみます。その行為を「leaf peeping」という言葉で表しているようです。
まとめ
「紅葉」を英語で表現するには葉の状態を説明する
ここまで「紅葉」を英語で表現する方法を解説してきましたが、英語には「紅葉」という日本語を的確に表現する単語ないのも事実です。海外においても、秋になると気候の変化によって葉の色が赤や黄色に色づく国は多数存在します。しかし、日本のように季節の移り変わりを葉の色の変化と共に楽しむ、といった文化や風習が他の国にはあまりないのです。