英語には強調をすることができる言葉が数多く存在しますね。中学校や高校の教科書で習ったものだけでもいくつか挙げることができるでしょう。今回の記事では、強調ができる単語のひとつである「literally」をご紹介します。教科書ではなかなか見かけることはないスラングですが、意味や使い方を一緒に学んでみましょう。
目次
「literally」の意味とは?
スラングでは「マジで」の意味
「literally」の品詞は副詞です。意味は強調をしたい時のマジでや本当にとなり、基本的には文のどこにでも置くことができます。同じような意味の言葉に「really」や「very」などがありますが、他の強調する単語と比べると「literally」は極端にすごかったり悪かったりする状況を大げさに強調できる単語です。
「literally」の読み方
発音は「リテラリー」
lとrの音の違いを意識してみよう
日本人にとって難しいとされているlとrの音が二つ入っているため、発音するにはかなりややこしい単語です。カタカナで表すと「リテラリー」となりますが、より英語らしい発音にするためにはlとrの音を意識する必要があります。lは日本語のらりるれろのような音で舌先が上の歯の裏辺りにあたりますが、rは舌先を喉の奥に引っ込めるようにして発音をします。この音は日本語にはなく難しいですが何度も言って練習してみましょう。
「literally」の語源・由来
もともとは「文字通りの」という意味
「litera」にはラテン語で文字のという意味があります。他にも「literature」で文学や文献という単語もあり「literally」が文字通りという意味を持つのは納得できますね。文字通りということはそのままということを表しますが、スラングとしてはマジでのように強調をする単語となり大きく意味が異なります。
「literally」の使い方
ありえないということを強調できる
「literally」はありえないと思う気持ちを表す時によく使われます。ただ強調をできる言葉であってもスラング表現ですのでフォーマルな場面や書き言葉では使うことを避けて「really」や「very」を使いましょう。また「Really?」のようにマジで?と相手に聞き返す場合には「literally」は使うことができません。気持ちや状況を強調するため文中で使いましょう。
「literally」を使った例文
I’m literally starving to death
(まじでお腹空いて死にそう)
お腹が空きすぎてどうしようもない状況を表している例文です。「starve to death」だけでもお腹が非常に空いているという意味で「hungry」よりも差し迫ったことを伝えることができます。更にそこに「literally」をいれることでより大げさに相手に伝えることができますね。
まとめ
少し大げさに表現したい時に
今回はスラング「literally」をご紹介しました。友人との会話などカジュアルな場面で使うことを意識しながら使ってみましょう。また他の強調表現に比べると「literally」を使う時は大げさに表現することができるため、ありえない出来事を話す時などにぜひ使ってみてくださいね。