「頑張れ」の英語フレーズまとめ!ネイティブ表現を徹底解説【スポーツ観戦も】 

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人を励ましたり、時には厳しい言葉をかけて気持ちを前向きにさせたりすることは、人間関係においてとても大事なことですね。でも、だからこそ言葉を選ぶことも大切になってきます。日本語の「頑張れ」は英語ではどのように表現できるでしょうか。

「頑張れ」を表す英語はある?

「頑張れ」に直接代わる英語表現はない

日本語には、たったのひとことで、さまざまな場面で通用する便利な言葉があります。例えば「どうも」や「よろしく」などがそうです。何についてのことなのか説明をしなくても相手は言いたいことを理解してくれるのですね。こういった言葉は、英語では直訳が難しくなりますが、実は「頑張れ」もその仲間なのです。

「頑張れ」に相当する英語フレーズはある

直訳が難しく、どんな場合にも通用する便利な日本語の「頑張れ」に相当する言葉がないというだけで、英語にも人を叱咤激励する言葉はもちろんたくさんあります。その場でふさわしい言葉があるので、シチュエーションごとに、日本語の「頑張れ」に相当する言葉を見ていきましょう。

「頑張れ」を表す英語フレーズ

これから挑戦する人に対する「頑張れ」

Good luck

(幸運を祈ってるよ)

直訳すると「幸運」ですが、幸運を願う気持ちから「頑張って」の意味になります。「~を頑張って」と言う時は、「Good luck on~」で表します。日本語の「頑張って」よりも、相手にプレッシャーを与えない、それでいて応援する気持ちが伝わる言葉ですね。両手で人差し指と中指をクロスさせたり、親指を立てながら言うと、いっそう気持ちが伝わりますよ。

Give it a try

(やるだけやってみなよ)

「try」には「試しに~してみる」と言う意味があることから、まだ行動を始めていない人に対する激励の言葉として使われます。あまり押しつけがましくなく、「頑張ってやってみたら?」くらいのニュアンスです。似た表現で「Give it a shot」という言い方をすることもあります。

Break a leg

(成功を祈ってるよ)

直訳すると「脚を折れ」と言う意味で、まともに受け取ると怖い意味になってしまいますね。起源は諸説ありますが、幸運を願うと、悪いことが起こるという迷信から、反語的に使われるようになりました。通常、俳優やミュージシャンがステージに上がる時に使われますが、他の状況でも使用できます。

Go for it

(やってみなよ)

相手が何かをしようとしているけれど、ひとこと背中を押してほしいと思っている時などに使われます。例えば、友達が「好きな子をデートに誘おうと思うんだけど」と言ってきた時や、「バイトに応募しようと思うんだけど」と相談された時に、「いいじゃん、やれよ」と応援する時などです。

You can do it

(君ならできる)

「あなたにはそれができる」という、そのままの意味で「大丈夫だからそのまま頑張って」の意味を込めることができます。「Don’t worry」(心配しないで)や「Don’t give up」(諦めないで)などのフレーズと一緒に使ったり、「I know」(私にはわかる)に続けて言うと、より気持ちが伝わりやすくなるでしょう。

既に頑張っている人に対する「頑張れ」

Keep it up

(その調子)

誰かが何かを続けることを奨励する時に使われます。「it」は「あなたががんばっていること」を指していて、それを「up」した状態で保ち続けてくださいという意味です。これが転じて、「あなたはとてもよくやっています。 その調子でがんばり続けて」という意味になっています。

Keep up the good work

(引き続きその調子で頑張って)

ニュアンスは「Keep it up」と似ています。「it」が、「the good work」になることで、漠然としたものが、より具体的に「あなたが今やっている仕事や勉強を、引き続き頑張って」と言う意味になります。親や先生が子どもに声掛けする時などに使われ、目上の人に対して使うことはないので注意してください。

Hang in there

(持ちこたえろ)

直訳すると「そこにぶらさがったままで」となり、「困難があっても、そのまま諦めずに何とかふんばれ」と言う意味になります。腹痛で苦しんでいる人に、「もうすぐ医者が来るから頑張って」と言う時や、連敗が続いて士気を失っているチームメイトに「頑張ろう」と励まして言う時に使われます。

相手にプレッシャーを与えない「頑張れ」

Take it easy

(気軽に頑張れ)

直訳すると「それをもっと簡単に捉えろよ」となります。心配して不安がっている相手をさらに追い込むことをせず、プレッシャーを取り除いてあげる言い方ですが、それでいて「頑張れ」と言う気持ちを伝えることができます。試合に出る前の人に言ったり、夜遅くまで勉強している子供に言うとよい言葉です。

スポーツ観戦でチームを応援するときの「頑張れ」

Go

(行け)

通常「Go」の後に、応援しているチームや選手の名前を入れて言います。ヤンキースの応援だったら、「Go Yankees!」と言った具合に。「行け!ヤンキース!がんばれ」という意味になります。「Go」の部分を「Let’s go」にして「Let’s go Yankees!」と言うことも多いですよ。

Come on

(ほらほら)

文字通りには「こちらにおいで」という意味ですが、不調な人や、やる気をなくしている人を鼓舞する時の言い方でもあります。応援しているチームが負けそうになったり、エラーをしたりした時に、「ほらほら、何やってんの、しっかりして!」「おいおい、もっと頑張れよ」という意味合いで使われます。

You got it

(行けるよ)

これは直訳すれば「あなたはそれを得た」となりますが、とても多くの意味を持つフレーズです。例えば相手の頼みを聞いて「了解!」と言う時や、「その通り」と言う時にも使われます。「頑張って」の意味で使われるときは、どちらかと言うとピンチの時に、「大丈夫だよ。がんばれ」と言う意味で使われますよ。

まとめ

シチュエーションに応じて使い分けよう

ひとことで「頑張れ」と言っても、さまざまなシチュエーションがあるものですね。それぞれの場面に応じて、適切なフレーズを選び、応援している気持ちを伝えてくださいね。

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