この記事では「募集」に関する英語表現を紹介しています。ポスターなどでよく見かける、「募集中」と書かれた日本語の言い回しは、英語の場合どう表現するのが適切なのでしょうか。メンバー募集やテナント募集、友達募集などの表現を例文を交えて解説してます。「wanted」の使い方についても説明しているので、参考にしてみて下さいね。
目次
「募集中」は英語で?
「Now recruiting」で表現
応募を募るところ
募集をかけるときは、「recruit」を使って表現します。ビジネスシーンでよく使用される表現ですが、仕事以外にも使用可能です。「Now recruiting students」と書かれていれば、「生徒募集中」の意味です。
「Now Hiring」で表現
採用が始まっているところ
募集中は「hire」という英単語を使っても表現できます。仕事の募集に限られるのが特徴です。「アルバイト募集中」の貼り紙は「Now Hiring」と書かれていることが多いですね。また、既に選考が始まっているニュアンスを含みます。
「募集中」を表す他の言い回し
「looking for~」で表現
探しているニュアンス
「募集」はつまり適任の人を探すことです。こんな人を探してます、のように表現したい場合は、「look」を使いましょう。「look for」で「探す」の意味になります。
「seeking」で表現
探し求めているニュアンス
「seek」はやや硬い表現で、夢や人生の目標など目には見えないものを「探す」、という意味で使われることが多い英単語です。人を探すときにも使用できますが、少し大袈裟にも聞こえます。一生懸命さや必死で募集を募る感じが伝わります。
「~wanted」で表現
「急募」や「求ム」のようなニュアンス
この表現については進行形で表記しないので注意してくださいね。「参加者募集」なら「Participants wanted」と表現できます。また、指名手配書にある場合、「手配中」という異なる意味なので混同しないように覚えると良いでしょう。
「募集」をかけるときの例文
「メンバー募集中」を英語で
Currently recruiting members
「Now」だけではなく、「currently」という副詞を使っても表現が可能です。「現在」という意味で、「Now」よりもフォーマルな表現方法です。
「正社員募集中」を英語で
Now hiring Full-Time Positions
ビジネスシーンでは「hire」を使いましょう。正社員を英語で表すと「full-time employee」ですが、募集をかける際には「position」(ポジション)を使用します。選考中のときは、まだ正社員ではないからです。
「友達募集中」を英語で
I’m looking for new friends
友達に関しては「募集中」より「探している」と表現した方が自然です。何の友達かは、その後に続けます。「benefit」は利益という意味ですが、「friends with benefits」(略してFWB)で、日本語でいう「セフレ」のような意味になるスラングもあります。
「入居者・テナント募集中」を英語で
tenants-wanted
住宅であれば「resident」(居住者)を使用します。