「温度」を英語で!気温や体温の英語表現【摂氏と華氏の違いも】

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この記事では、「温度」を意味する英単語をご紹介。更に「温度」中でも「気温」・「水温」・「体温」の三つに分け、それぞれのシチュエーションに適した英語表現をい詳しく解説しています。また、摂氏(℃)と華氏(℉)を比較しながら、日本では馴染みのない英語表記についても読み方や書き方を解説していますよ。海外の見慣れない温度表記に困っている方は、ぜひ参考にしてみて下さいね。

「温度」は英語で?

「temperature」と言います

温度は英語で「temperature」と言います。発音はカタカナで表現すると「テンプラチュア」に近いです。実際に声に出して言うときは、「ラ」の音が消えて「テンパチャー」にも聞こえます。

「温度」の「度」は英語で?

「degree」と言います

日常会話では「温度」という名詞単体よりも、「~度」と暑い寒い、もしくは熱いか冷たいかの度合で表現する場面が多々あるかと思います。「~度」の「度」は英語で「degree」と言います。発音はカタカナで表現すると「ディグリー」です。

「温度」の種類を英語で表現

「気温」も英語で「temperature」

何の「温度」を表すかによって英語表現が異なります。ただし、「気温」の場合は「温度」と同じく「temperature」で表現します。一例として、「最高気温」であれば「maximum temperature」、「最低気温」であれば「minimum temperature」と表現できますね。「minimum」が「最大」、「minimum」が「最小」の意です。

また、海外の天気予報の場合は「high」や「low」を使って表現する場合が多いです。具体的には「the highest temperature」や「the lowest temperature」で最高・最低気温を言い表すことができます。こちらの方があまり堅苦しくないニュアンスです。

「水温」は英語で「water temperature」

「水温」を表現する場合は「water temperature」を使用して、他の温度と区別するのが良いでしょう。温かい「お湯」を言い表す場合でも「water temperature」と言うので注意して下さいね。「water」で冷たい水をイメージするのは日本人の感覚です。

「体温」は英語で「body temperature」

「体温」も日本語をそのまま訳して「body temperature」で使い分けましょう。また、「体温」と「熱」とでは使われる英語が異なりますので注意して下さいね。病気の「熱」に使用される英単語は「fever」です。「熱狂」などの意味もあり、日本でも「フィーバーする」のようなカタカナ英語になっていますね。

「温度」を聞くときの英語表現

「気温」を英語で聞く場合

What’s the temperature?

(気温は何度ですか?)

数量や程度、度合を英語で質問するときは「what」か「how」で迷う方が多いと思います。「温度は何?」と聞いているので「what」を使うと覚えてしまいましょう。

What’s the temperature outside?

(外の気温は何度ですか?)

話の内容や文脈で状況を読み取るのが困難な場合には、「外」の気温が知りたいと付け加えて質問するのが丁寧な聞き方かもしれませんね。また、「What’s the temperature where you live?」という聞き方もできますね。日本から遠く離れた場所にいる相手とやり取りしているときに、「そっちは今何度?」というような意味合いでよく使います。

「水温」を英語で聞く場合

What’s the temperature?

(水温は何度ですか?)

日常で「水温」を聞くシーンにはあまり出くわさないかもしれませんね。聞き方は「気温」と同じで大丈夫です。「気温」と混同しないように区別したい場合は、「water temperature」を用いて「水温」の温度を聞いてることを明確にしましょう。

How is the water temperature?

(お湯加減はいかがですか?)

海外の人を日本に招き入れた際に、温泉を体験してもらうことがありますよね。「湯加減」を聞くときは、相手の心地よい適温を聞いているので「how」を使います。「湯加減はどうですか?」と訳すと分かりやすいかもしれません。

反対に海外でお風呂の温度を聞く機会はあまりないでしょう。外国の個人宅ではシャワーの下に浴槽が設置されているところが多いですが、浴槽にお湯をためる習慣はありません。たまに湯船を張る家庭もありますが、お湯の温度は調節できず手で測ることがほとんどです。

「体温」を英語で聞く場合

What’s your temperature?

(体温は何度ですか?)

体温の場合は人間の「温度」に対する質問なので、所有格の「your」を使って表現します。しかし、海外の人の多くは体温を測る週間がありません。「血液型」と同じように、自分の体温が何度なのか気にしない方が多い傾向にあります。日本では自分の健康時の体温をきちんと把握している人が殆どですが、海外では自分の「平熱」を知らない方がたくさんいます。海外では熱が何度あるか、というよりも熱があるかないか(体調が良いか悪いか)というように、物事を大きくシンプルに捉える傾向にあります。よって、「How high is your fever?」(熱は何度ありますか?)のような聞き方はあまりしません。

Do you have a fever?

(熱はありますか?)

人の体温を聞く場合、大抵は相手の体調が悪そうなときではないでしょうか。「熱」があるのか聞く場合は「fever」を使いましょう。熱があるのか分からない場面では「Do you have a fever?」(熱ある?)という聞き方が、相手を気遣うフレーズとしてネイティブ間でよく使われていますよ。聞かれた方も、大抵は体温計を使っていないので細かい度数までは分かりませんが、体調が悪ければ熱があると答えますね。

「温度」を答えるときの英語表現

「気温」や「水温」は「It’s~」を使う

「温度」について英語で聞かれた場合、対象が「物」か「人」で答え方を統一してしまうと簡単です。「気温」や「水温」についての質問は「It’s~」で答えます。例文として、気温が10度であれば「It’s 10 degrees」と答えます。複数形にするのがポイント。補足ですが、「0度」の場合も複数の「s」を付けて「It’s zero degrees」と表現します。

反対に単数形の「degree」を使用するのは、「1度」と「-1度」のときだけ、と覚えておきましょう。「マイナス」を英語で表現する場合はそのまま「minus」と表記します。マイナス1度の場合は、記号を使用せずに書くと「It’s minus one degree」です。

「体温」の場合は「I have~」を使う

体温の場合は、「熱を持っている」というイメージで「have」を使う機会が多いでしょう。熱が何度あるのか具体的に表現する場合は、「I have a fever of 38 degrees」のように言います。自分が病気であることをアピールするようなニュアンスですね。単純に「熱がある」と相手に伝える場合は「I have a fever」で良いでしょう。

また、「平熱」である場合は病気ではないので「fever」は使いません。平熱は即ち通常の人の「体温」なので、「My temperature is~」と答えることができますよ。体温が36.5度の場合は、前置詞の「at」を使って「My temperature is at 36.5 degrees」と回答できます。小数点まで英語表記にすると、「thirty-six point five degrees」(36.5度)です。

「温度」を表す単位・読み方

摂氏(℃)は英語で「Celsius」の略

世界各国で使用されている温度の単位

私たちがよく見る温度の単位は「°C」ですよね。この「摂氏」は物理学者セルシウス(Celsius)の頭文字を取っています。この表記は日本以外にも各国で使われている一般的な温度の単位です。

華氏(℉)は英語で「Fahrenheit」の略

主にアメリカで採用されている温度の単位

この「華氏」も人物の名前に由来しており、ファーレンハイト(Fahrenheit)の頭文字が、他の温度の指標と区別するために使用されています。人の体温を基準にしているため、使われる国は限られますが、アメリカの気温や体温計は「℉」で表記されるので、覚えておいて損はないでしょう。

また、お隣のカナダでも「℉」と表記されていることが物によってはありますね。例えば、日本ではあまり馴染みのないオーブンは、未だに華氏(℉)で表示されています。エアコンの空調に関しては、摂氏(℃)表示ですが、華氏(℉)に表示変更が可能。華氏(℉)表記の頃に育った高齢者の方への配慮が成されています。

まとめ

「温度」は「temperature」と「degree」で表現

気温や水温、体温など様々な「温度」の表現方法がありますが、日常会話においては「temperature」と「degree」を覚えておけば問題ないでしょう。「温度」を尋ねるときは「What’s the temperature?」でほぼ統一できます。「温度」を教えるときは「It’s~degrees」で定型化し、具体的な温度の数値を当て込んでしまえば相手に伝わりますよ。国によって、摂氏(℃)と華氏(℉)どちらを基準にしているかだけ、事前に調べておくと良いですね。

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