「準備」を英語で!旅行の準備や明日の準備など【準備中も】

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旅行の準備やスピーチの下準備、明日することの事前準備など、色々な「準備」は英語でどう表現すれば良いのでしょうか。ここでは日常使えるカジュアルな英語表現やビジネスシーンでも使えるフォーマルな言い回しをご紹介。他にも「準備中」を表すフレーズや、準備万端か確認する質問フレーズも例文と併せて解説します。

「準備」を英語で表す方法は2つ

「preparation」を使って表現する場面

自分ひとりで行える事前準備

旅行の準備や明日の用意など簡単な下準備というシチュエーションで「preparation」が使えます。自分で手軽に熟せる、前もって行う準備です。また、海外ではパーティーを開く機会が日本より多くあります。自宅に招いて行う小ぢんまりとしたバースデーパーティーの準備にも「preparation」が使われますよ。英会話をしている人はレッスンの準備にも使えます。「試験対策」を英語で表現すると「test preparation」です。

会話では動詞の「prepare」が「準備する」という意味でよく使われます。第16代アメリカ合衆国大統領のリンカーンの言葉で「I will prepare and some day my chance will come」(準備をしていればチャンスはいつか訪れる)というフレーズも有名ですね。「prepare」はフォーマルなシーンでも使われます。

「arrangement」を使って表現する場面

多くの人を巻き込んで執り行う準備

ミーティングを行うときの会議の準備や、セレモニーが開催される際の式の準備など、多くの人を巻き込んで行う大規模な準備は「arrangement」で表現します。「preparation」と異なる点は、単なる準備ではなく、会場の予約からセッティングまで、プランを決める必要がある大掛かりな準備であるということ。日本語で「手配」とも訳され、多くの人が介入する「準備」を指します。

日本人同士の会話でも馴染みのある動詞の「arrange」(アレンジ)は、「We arrange~」のように「準備する」や「手配する」の意味で使えます。また、海外ではハウスキーパー文化が根付いている国が多いので、「The housekeeper arranged my room」のように部屋が「整理」された状態を表す意味合いで使われることも多いです。

「準備」を表すもう一つの英単語

「ready」を使って表現する場面

日常生活の中で生じる簡単な身支度

「ready」を使った簡単な単語で「準備」を表現することも可能です。主に「get ready」の組み合わせで文中に入り、「支度をする」の意味合いで使われます。自分のために短時間で行う、身支度のニュアンスが強いですね。

このフレーズは文法構造も知っておくと、より理解が深まります。「get」は動詞で「ready」は形容詞。「get+形容詞」で「~の状態である」という意味になります。よって、「get ready」で準備する・した状態であることを相手に伝えることができますよ。

「準備する」を表す英語表現の使い分け

英語でカジュアルに表現する場合

「get ready for ~」で表現

会話では圧倒的に「get ready」の組み合わせがよく使われます。何の準備をするかは、このフレーズの後に前置詞の「for」を使って表現します。デートに行く支度でしたら「I’ll get ready for my date」と言えます。「get ready for~」をセットで覚えておくと良いでしょう。

準備中なら「getting ready」

今まさに準備中なら進行形にしましょう。マイペースな方なら「準備まだ?」と急かされる場面があると思います。そんなときは、「I’m getting ready now」と言って、準備している最中であることを相手に説明してあげましょう。

普段「Windows PC」を使っている方は「Getting Windows ready. Don’t turn off your computer」(Windowsの準備をしています。コンピューターの電源を切らないで下さい)の表示画面に見覚えがあるかもしれません。このように、「get」と「ready」の間に何の準備をしているか付け加えることも可能。「get+O+C」で「OをCの状態にする」です。

英語でフォーマルに表現する場合

「prepare for~」で表現

旅行の準備をするなら「I’ll prepare for my trip」と表現できます。また、試験の準備であれば「I’ll prepare for the exam」ですね。「get ready for~」同様、「prepare for~」とセットで覚えるのがポイント。「for」の後に何の準備かを入れてあげれば文が完成します。

ビジネスシーンでも

ビジネスの場面でも「prepare」が使えます。会議の準備をします、と意思表示するときは「I will prepare for the meeting」です。また、動詞の「make」を使うと、より丁寧な表現になります。「I will make preparations for the meeting」というような言い回しも出来るので覚えておくと良いでしょう。

「準備」ができたか英語で確認する方法

英語で「準備万端?」と相手に聞く場合

「Are you all set?」と言います

「All set」で「全て準備が整った」、というようなニュアンスになります。疑問文にすると「準備できた?」の意味になりますね。文法では、「all」が副詞、「set」が形容詞です。

「Are you ready?」は誰にでも使える

一般的によく知られている「Are you ready?」と聞くフレーズも、同じ意味として海外では通じます。両者の違いですが、「Are you all set?」は親しい間柄で使うフランクな言い回しです。対して「Are you ready?」は誰にでも使う印象ですね。

英語で「行ける?」と相手に催促する場合

「Are you ready to go?」と言います

「be ready to do」で「~する準備・用意ができている」と表現できます。「Are you ready?」だけでなく「ready to go」を付けることで、言葉に動的イメージが加わります。相手に急いでいる感じが伝わりますね。

まとめ

「準備」は「ready」を使うのが自然で一般的

今回は様々な「準備」に関する言い回しを紹介しましたが、日常で使うのであれば「ready」を使った表現が一番堅苦しくなく自然に聞こえます。中でも「get ready」のフレーズを使いこなせれば、よりネイティブが話す言葉に近づくことができますよ。

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