「神社」を英語で!「お寺」との違いも英語で説明【例文も】

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日本の神様が祀られている「神社」は英語で何と言うのでしょうか?この記事では「神社」を意味する英単語とその発音、更には海外の人に英語で「神社」について説明する際に必要な「鳥居」や「二礼二拍手一礼」などのお参りに関する英語をご紹介。また、「神社」と似ている「お寺」についても解説するので、ぜひ参考にして下さいね。

「神社」は英語で?

「shrine」と言います

「神社」は英語で「shrine」です。カタカナでの発音は「シュライン」になります。複数形の「shrines」も併せて覚えておきましょう。

神社でのお参り方法を英語で説明

鳥居は一礼してからくぐります

Bow once and go through the gate

神社の象徴でもある鳥居。鳥居をそのまま英語で表現するのは難しいので、「gate」(門)と言ってから「The gate is called “TORII”」(鳥居と呼ばれています)と説明してあげるのが親切でしょう。

一礼するという動作はお辞儀の意味を表す「bow」で表現します。正しい発音は「ボウ」ではなく「バウ」なので気を付けて下さいね。

参道の中央は避けて歩きます

We avoid the centre of the main road

「参道」も色々な表現方法がありますが、シンプルに「メインロード」で大丈夫です。神様の通り道なので「pathway」や本殿へ続く道という意味で「approach」という単語を使っても良いですが、海外の人に分かりやすく伝えるにはシンプルな言い回しがおすすめです。

後付けで良いので、「参道」を説明する際にも「The main road is called “Sando”」(参道と呼ばれています)と教えてあげましょう。更に、「”Sando” is believed to be the road for the god」(神様が通る道と信じられています)と理由を付け加えるとより丁寧ですね。

手水で心身を清めます

First, we need to wash our hands to clean ourselves

柄杓が置いてある手水舎で手水を使う作法は、「wash our hands」(手を洗う)とシンプルに表現します。また、日本語独特の「清める」という表現ですが、こちらも単純に「clean」で通じます。辞書を引くと「purify」という難しい単語も出てきますが、「purify」は海外の人からするとフィルターを使って水をろ過するイメージが浸透している英単語です。

なぜ参拝する前に手を洗うのか、「心を清める」という点に重きを置いて解説してあげるのも一つの手です。その場合、「cleanse」という単語を使うのも良いですね。「clean」とは異なり「cleanse」は比喩的な「綺麗にする」という意味で使われます。日本語の「清める」という言葉に一番近しいのではないでしょうか。「For doing this, we believe that we can cleanse our mind also」(心を清めるためでもあるよ)と補足説明を入れてあげると相手の理解がより深まるのではないでしょうか。

賽銭箱にお賽銭を入れます

We put our offering to the offering box

日本の神社にある「賽銭箱」は英語で「offertory box」と訳されます。「offertory」には「献金」という意味があります。しかし、海外の人が聞きなれているのは「offering box」という表現です。主に教会に置いてある十字架が描かれた賽銭箱を指す言葉で、海外の人からすると「offering box」の方がピンときます。ただし「賽銭をする」という行為も一般的に「offering」と表現するため、同じ単語を使うのが気になるという方は「offertory box」と表しても良いかもしれませんね。

また、使用する動詞についても相手の立場になって工夫してみると良いかもしれません。例えば、教会では通常「献金袋」や受け皿のようなところにお金を置きます。神様へ供えるお金なので「put」(置く)という表現がしっくりくるかもしれません。日本の賽銭のように少し投げる動作を表現したい場合は「throw」を使っても良いですし、「give」(与える)や「drop」(落とす)でも通じます。

二礼二拍手一礼の作法で拝礼します

Bow twice, clap your hands twice and bow once again

そのままですね。隣に立って動作を交えて一緒にやってあげると親切です。鈴やドラがある神社の場合は、初めに「Ring the bell」(鈴を鳴らして)と伝えましょう。

神社での英語フレーズ・例文

おみくじ引かない?

Do you want to try paper fortune?

「おみくじ」は英語で「paper fortune」と表現できます。英単語「fortune」には「運勢」という意味がありますよ。また、「おみくじを引く」という動作の表現の仕方ですが、「draw」(引く)でも構いません。ただ海外の人にとっては「おみくじを引く」という文化がないので、「try」(やる・試す)の方が自然な表現に聞こえますね。

・Excellent luck(大吉)
・Middle luck(中吉)
・A little luck(小吉)
・Bad luck(凶)
・Worst luck(大凶)

お守り買っていく?

Do you like to buy a lucky charm?

「お守り」は英語で「lucky charm」です。「charm」という単語自体にも「お守り」や「魔よけ」といった意味があります。また、お守りを購入するときは、ご利益についても説明したいところ。お守りが幸運を運んできてくれるということで「bring」を使っても良いですが、少し婉曲的な表現になってしまいます。

「~のご利益がある」と説明する場合は、前置詞の「for」を使って表現するのが分かりやすくて良いです。身体健康のお守りであれば、「This lucky charm for health」(健康祈願のご利益があります)と説明可能です。また、縁結びのお守りなど楽しい話題で盛り上がりそうな場面では「This lucky charm gives you good luck for love」(あなたに恋愛成就のご利益がある)と相手に意識させるような表現方法もあります。

御朱印は集めてる?

Are you collecting shrine’s stamp?

海外からの留学生や日本で働いている外国人など、長期で日本に滞在している人の中には「御朱印帳」を持っている人も少なくありません。「御朱印帳」は英語で「stampbook」と表現できます。また、御朱印は神社でもお寺でも貰うことができるので、「shrine’s stamp」(神社の御朱印)と聞いた方が混同しなくて済みますね。

「お寺」は英語で?

「temple」と言います

お寺は英語で「temple」と言います。発音はカタカナで「テンポー」です。日本を初めて訪れた人の中には「神社」と「お寺」の違いについて気になっている方も多いです。併せて覚えておくと良いでしょう。

「神社」と「お寺」の違いを英語で説明

神社とお寺は似ているけど宗教が違います

Shrines and Temples look alike, but they are different religion

まず根本的な違いを説明すると理解しやすいですね。日本と違い、海外では宗教に熱心な方が多いのですぐに興味を示してくれますよ。「宗教」は英語で「religion」です。

神社が神道でお寺が仏教です

Shrines are for Shintoism and temples are for Buddhism

「神道」は英語で「Shintoism」です。そのまま「Shinto」でも大丈夫です。また、インドから伝来した「仏教」は英語で「Buddhism」と言います。

鳥居があるのが神社です

All shrines have a torii gate

見た目の違いで説明するのも良いアイデアですね。鳥居があるのが神社の特徴であると教えてあげましょう。

仏像やお墓があるのがお寺です

Temples have Buddha statue and graves

仏像は英語で「Buddha statue」と表現できます。「statue」は「象・彫像」の意味です。また、お寺の奥にはお墓があるのも特徴の一つ。一般的なお墓は英語で「grave」です。

まとめ

「神社仏閣」両方を英語で説明できると分かりやすい

「神社」を英語で説明するときは、似通って混同しがちな「お寺」と比較しながら解説できると、両者の特徴が際立ってより相手に魅力が伝わりやすいと思います。また、参拝方法や細かい作法を英語で説明するときは、極力カンタンな英語を使いましょう。日本特有の日本にしかない言葉については、英語で忠実に表現するよりかは、その人が日常で使っている簡単な口語表現を交えて解説する方が相手にとっては断然分かりやすいです。ネイティブが普段使用している英語を事前に把握して、相手の身近にあるものに例えて教えてあげるのがおすすめです。

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