「楽しかった」という表現はコミュニケーションにおいて必ず使う場面が訪れるのではないでしょうか。海外の友達と話す際、旅行や学生時代の活動について感想を言ったりなど様々な場面で使われると思います。英語ではたくさんの似通った表現のがあり、少しずつニュアンスも変わってくるので、詳しく解説していきます。
「楽しかった」の英語表現はどんな場面で使われる?
別れ際や、感想を聞かれた際にサラッと言えるととても自然
海外の人と話をしていると頻繁に「How was that?」と言われたことがある人は意外と多いのではないでしょうか。海外の人とコミュニケーションをする際、頻繁に「あなたはどう思う?」や「どうだった?」と考えや感想を求められることが多いですね。
「楽しかった」を表す英語フレーズ・例文
I had a good time
(楽しい時間だった)
よく使われる表現です。また、「great」(良い)や「wonderful」(素晴らしい) などの形容詞を入れることもできます。ちなみにイギリス英語では 「lovely」 という形容詞が良く使われますよ。
A : I heard you went to Disney land. How was that?”
(ディズニーランドに行ったって聞いたけど、どうだった?)
B: Yep, I had a good time!
(うん、楽しかったよ!)
It was fun
(楽しかったよ)
何か具体的な出来事に対して「楽しかった」というニュアンスを伝えたい場合は、「fun」を使うのがおすすめ。「it」 がその出来事を指しています。例文のように、「so much」や 「a lot of”」で修飾することができます。
A: Did you have a wonderful time at Zoo?
(動物園楽しかった?)
B: It was so much fun!
(めっちゃ楽しかったよ!)
I enjoyed it
(楽しんだよ)
パーティーなどワイワイ楽しんだ出来事には、「enjoy」がよく使われます。過去の出来事なので「enjoyed」にします。
A: Thank you for coming to our Christmas party.
(クリスマスパーティに来てくれてありがとう。)
B: I enjoyed it. Thank you for inviting me.
(楽しかったですよ。お招きいただきありがとうございます。)
I enjoyed spending time with you
(一緒に過ごせて楽しかったです)
「あなたとお話できて楽しかったよ」というニュアンスで伝えたい場合は、「費やす」という意味の「spend」を使います。「enjoy spending time with (人)」で「(人)と楽しい時間を一緒に過ごす」です。たくさんお喋りをして、相手と過ごした時間に対して感謝の気持ちを伝えたい際に使える便利な表現です。日本では少し恥ずかしいことでも、英語ではストレートに表現しますよ。
A: Good chatting with you, today.
(今日は色々話せてよかったよ。)
B: Yeah, I enjoyed spending time with you!
(そうだね。お話ができて楽しかったです!)
That was amazing
(素晴らしかった)
「楽しい」というニュアンスに加えて、「素晴らしい」といったニュアンスを伝えたいときは「amazing」が使えます。楽しかったことに加えて、深く感動したり感銘を受ける場合に使えますよ。
A: What are your thoughts on your last trip to Scotland?
(スコットランド旅行はどうでしたか?)
B: When I was in Edinburgh as though I were in the Harry Potter’ world. That was amazing!
(エディンバラにいたときはまるでハリーポッターの世界にいるようだったよ。素晴らしかった!)
made somebody’s day
(最高だったよ)
直訳は「その人の一日を作る」となり、そこから発展して「最高の一日になる」という意味で使われます。主語がモノになるとても英語らしい表現ですね。
A: The One Direction concert was awesome. It made my day.
(ワンダイレクションのコンサートは最高だった。最高の一日だったよ。)
「楽しかった」を表す英語スラング・SNSフレーズ
That was awesome
(ヤバい楽しかった)
この 「awesome」という英単語はSNSやYouTubeのコメント欄でも見かけることが多いのではないでしょうか。ポジティブな意味の「ヤバい、すごい」という意味で使われます。インスタなどでこのコメントが来た場合は、「Thank you」 とシンプルに返信するのが良いでしょう。
A: This new guitar is super awesome, dude!
(お前この新しいギターめっちゃイケてるじゃん!)
It is sick
(ヤバい楽しかった)
「sick」の代表的な意味は 「病気な」ですが、最近のスラングでは「最高な、カッコいい」というポジティブな意味で使われることがあります。日本でいう若者言葉の「ヤバい」が近い表現ですね。
A: Your suits is sick! Where did you buy that?
(スーツめっちゃカッコいいな!どこで買ったの?)
I had a blast
(とても楽しかった)
「blast」は「突風」「爆風」という意味があります。そこから発展して「have a blast」(とても楽しかった)という意味で使われますよ。
A: Did you have a great time at your birthday party?
(誕生日パーティは楽しめた?)
B: Sure, I had a blast!
(もちろん、とても楽しかったよ!)
I had a ball
(楽しかったよ)
ここでの名詞の 「ball」 は本来「舞踏会」という意味です。「舞踏会を楽しんできてね」という意味から派生して出来たスラングですね。
A: How did your date go last night? What’s he like?
(昨日のデートはどうだった?彼、どんな人だった?)
B: I had a ball. He’s talkative and easy to talk to.
(めっちゃ楽しかったよ。おしゃべりだし、話しやすかったわ。)
まとめ
ネイティブっぽく言うなら「You made my day」
主語が 「I」ではない表現をサラッと使えるとこなれた感じを出せます。一押しのフレーズは「You made my day」(あなたが最高の一日を作ってくれたよ)です。 ぜひ使ってみてくださいね。