カマキリを英語で!発音方法や語源について【種類の紹介も】

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カマキリは英語で何と言うのでしょうか。この記事では、昆虫のカマキリを表現する英語について解説しています。また、オオカマキリやハラビロカマキリなど、カマキリの種類に関する英語表現まで例文を交えてご紹介。語源や複数形、発音方法についても詳しく解説しているので、カマキリの英語表現について知りたい方は参考にしてみてくださいね。

「カマキリ」は英語で?

英語で「mantis」

「カマキリ」は英語で「mantis」と言います。複数形は二通りあり、「mantises」または「mantes」となります。「mantis」の語源は、ギリシャ語で預言者や占い師を意味する「mantis」に由来していると言われています。折り曲がった2本の前足が、預言や占いをしている姿に見えますよね。

「praying mantis」と呼ぶことも

「カマキリ」は「praying mantis」とも呼ばれることがあります。「praying」とは、動詞の「pray」がもとですが、この動詞は「祈る」という意味があります。「mantis」が預言者や占い師の姿に見えることに加えて、折れ曲がった前足が、祈りを捧げているようにも見えることから、「praying mantis」と呼ぶのですね。

発音は「マンティス」

マン・ティスで分け「マン」を強く読む

「mantis」の発音を発音記号で表すと、「mǽntis」に、カタカナで表すと、「マンティス」となります。うまく発音するために、「mǽn」と「tis」でまず分けてみましょう。「mǽn」の真ん中にアクセントの記号がついているので、前半の「マン」の部分を強く読むことが大切です。ちなみに、アクセント記号がある「æ」は日本語には無い発音。発音が難しいかもしれませんが、「ア」の音に「エ」も同時に加えたような音を出すことがコツです。

複数形である「mantises」は、発音記号では「mǽntisiz」に、カタカナで表すと「マンティスィズ」となります。もう一つの複数形である「mantes」は、発音記号で表すと「mǽntiːz」となり、カタカナで表すと「マンティーズ」になります。どちらの場合も、「マン」にあたる「mǽn」にアクセント記号がついているので、「マン」の部分を強く発音してみましょう。

最後の「ス」は息が抜けるように読むと綺麗に聞こえる

もう一つの発音をする時に気を付けるポイントは、最後の「ス」です。「ス」にあたる部分の発音記号は「s」になっていますが、この「s」の発音は、日本語の「ス」の発音とは異なります。日本語の「ス」は、「s」に「ウ」の音がついたものであるため、英語で「s」の音を発音する時は、「ウ」が出ないように、「s」を弱く、短く、息が抜けるように言ってみましょう。綺麗で英語らしい発音で読むことができますよ。ちなみに、複数形の場合は、最後が「s」ではなく、「z」になります。「ズ」のような音ですが、「s」と同様に、「ウ」がでないように、短く、息が抜けるように発音してみましょう。

「カマキリ」の種類を英語で表現

オオカマキリは「Japanese giant mantis」

オオカマキリは、8月から11月頃に、日本の多くの場所で見つけることができます。日本で多く見ることができることから、「日本の」を現す「Japanese」が単語に入っていますね。体長も、7センチから9センチ程と大きいので、「巨大」を意味する「giant」もついています。また、中国にも多く生息していることから、「中国の」を表す「Chinese」をつけて、「Chinese mantis」と呼ぶこともあります。

ハラビロカマキリは「Asian mantis」

他の種類よりも腹部が幅広いことから、日本では「ハラビロカマキリ」と呼ばれます。日本以外にも、主にマレーシア、インド、フィリピンなどのアジア諸国に生息しているため、英語名では「アジアの」を意味する「Asian」がついています。「Asian mantis」以外にも、「巨大な」を意味する「giant」をつけて、「giant Asian mantis」と呼ぶこともありますよ。

チョウセンカマキリは「narrow-winged mantis」

「narrow」は、「狭い」という意味で、「winged」は「羽、翼」を意味する「wing」がもとです。「winged」で「羽が~の状態である」という意味になるため、二つの単語を合わせて「narrow-winged」、つまり「羽の幅が狭い」となります。羽の幅が他の種類よりも狭いことから、この名前になったのですね。

ハナカマキリは「orchid mantis」

ハナカマキリは、東南アジアに多く生息し、ラン科の植物に姿を似せて、昆虫などを捕食します。英語で「orchid」は、「蘭」を意味しています。ラン科の植物に擬態することから、この名前がついたようです。日本語では「ランカマキリ」とは言いませんが、言語が違っても、花のように見えると考えて名前をつけている点は、同じですね。

「カマキリ」関連の英語フレーズ・例文

I caught a mantis

(カマキリを捕まえたよ)

「を捕まえる」は「I catch」で表すことができます。今回は、「捕まえる」を「捕まえた」の過去で表しているため、「catch」を過去形の「caught」を使っています。一匹捕まえた場合は、一つを表す「a」をつけて「a mantis」、二匹捕まえた時は「two mantises」で複数形を使ってみましょう。何匹かよく分からないが数匹いる場合は、「いくつかの」を意味する「some」をつけて、「some mantises」にしても良いでしょう。

Can you touch a mantis?

(カマキリに触れる?)

相手に、「することができますか、可能ですか」と尋ねたいときは、「Can you ?」を使ってみましょう。「Can you ?」の後には、動詞が続く必要があります。今回は、触ることができるかを知りたいので、動詞の「触る」を表す「touch」を使います。カマキリを触るときは、多くの場合では一匹を触るイメージですので、一つを表す「a」をつけて、「a mantis」としましょう。

I keep some mantises as pets

(カマキリを飼っています)

「飼っている」は、「I keep」を使って表現することができます。「as」には、「として」の意味があるため、「ペットとして飼っている」時は「I keep as a pet」となるのですね。飼っているカマキリが一匹であれば「a mantis」に、何匹か飼っている時は、「いくつかの」を意味する「some」をつけて「some mantises」になります。この時は、複数形の「mantises」を使いましょう。「as」以下も、一匹であれば「a pet」、数匹の場合は、複数形の「pets」に変化します。

まとめ

どの種類でも「mantis」を知っていれば伝わる

ここまで、「カマキリ」を表す単語「mantis」を紹介してきましたが、どの種類のカマキリでも、英語では「mantis」が付いていましたね。カマキリの種類がよく分からなくても、「mantis」を覚えておけば、カマキリを見つけた時に使うことができるので、見つけた時はぜひ「mantis」と言ってみましょう。

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