ネット上や友人間のやりとりで、頻繁に使われるスラング「wtf」をご存知ですか?とても日常的、かつ一般的な表現なので、砕けた会話には必ずと言って良いほど登場しますよ。本記事では、そんな「wtf」の意味を詳しく解説していきます。語源や使い方、日常会話ですぐに使える簡単なフレーズもご紹介するので、是非チェックしてみてください。
目次
「wtf」の意味とは?
なんてことだ!
「wtf」は主に「なんてことだ!」「なんだって!」という、驚きをやや誇張した意味合いで使われます。日本語で言う「マジ!」や「嘘でしょ!」と近いニュアンスで、覚えておくと良いでしょう。また、使うシチュエーションによって、意味合いが変化するのも、日本語の驚嘆表現と同様。驚きや怒りや不安や喜びなど、様々な意味合いで使われるので、とても幅広い感情を表現できます。相手が使った場面や表情から、都度意味合いを理解してみましょう。
「wtf」の読み方
発音はワット ダ ファック
読み方は、省略せずに「ワット ダ ファック」と言う時と、そのままアルファベット読みする時の、2パターンがあります。しかし、どちらかと言うと「ワット ダ ファック」と読む方が一般的。「wtf」はあくまで文語なので、チャットなどのオンライン上で、表記されることがほとんどです。また、驚きを強く表現する際には、「ファック」の部分のアクセントを強めることが多々あります。しかし「ファック」は、日本語で言う所の「クソ」の様なやや品を欠いた表現なので、発音する場面はわきまえましょう。
「wtf」の語源・由来
「what the fuck」を省略した形
「wtf」の語源は、砕けた驚嘆フレーズの「what the fuck」の頭文字から作られました。口語で「ワット ダ ファック」と発音されるのはそのためです。また、意味合いが過激な「fuck」の方に目が行きがちですが、あくまで「 fuck」は「what」を強調する意味合いで付けられています。ネット上で使う時にも「wtf」と省略することによって、下品な「fuck」を書かずに済むので、ややマイルドな文面にすることができますよ。
「wtf」の使い方
驚いた感情を表現する間投詞として使う
「wtf」は主に、単体で間投詞の様に使われます。会話の間に程良く使うと、驚いたり、ショックを受けた感情を表したりすることができますよ。また、文章と組み合わせる際は、文章の内容に「なぜそうなったの?」「どうしたらそんなことが起きるの?」という様な、驚嘆と疑問を含むニュアンスで使われることが多いでしょう。もちろん、明るい雰囲気で使えば、喜びを含む驚嘆を相手に伝えることもできます。また、言われた際には「take it easy」など「まあ落ち着いて」という単語で返答するとスマートですよ。
「wtf」を使用した例文・英語フレーズ
what the fuck are you saying now?
一体全体何を言っているの?
「wtf」を、文章と組み合わせて使っているフレーズです。本来の文章である「what are you saying now?」は「何を言ってるの?」というただの疑問文。そこへ強調の「the fuck」を付け足すと、「一体何を言ってるの?」「何を言っているのか少しも分からない」という様な表現になります。疑問が強調されて、相手へ少々威圧的な表現になるので、使う場面や相手には気を付けましょう。
まとめ
カジュアルで時に攻撃的な感情表現
「wtf」はとてもカジュアルで、フォーマルな場面にはそぐわない表現です。また使う場面や、使う時の表情によっては、相手に威圧感を与えてしまう攻撃的なスラングでもあるので、使い方には注意が必要と言えるでしょう。しかし、ニュアンスや表情に気を付けて使えば、親しい仲で盛り上がる楽しいスラングでもあります。本記事を参考にしっかりと雰囲気を掴んで、是非楽しく使ってみてくださいね。