時間の単位「秒」を表す英語は、カタカナで書くと「セカンド」です。そして、「2」の序数も「セカンド」ですよね。読み方は一緒ですが、表記の仕方や意味に違いはあるのでしょうか。この記事では「秒」を表す英単語と、関連した時間表現を例文と併せて解説します。略語についても触れているので、気になる方は覗いてみて下さいね。
目次
「秒」は英語で?
「second」と言います
時間の単位である「秒」は英語で「second」です。読み方は「セカンド」と発音します。野球の二塁手もセカンドというように、「second」には本来「2番目」という意味がありますね。元々「秒」は「分」に次ぐ時間の単位として「second minute」と呼ばれていました。それが後々「second」に省略され、数字の2と同じスペルになりました。
省略すると「sec」
「second」は略して「sec」と言うことができます。使い方の例を挙げると、電話の最中などに「hold on a sec」というフレーズを使う人がいます。「hold on」だけの意味だと「待って」になりますが、「a sec」を付け足すことで「少し待って」というニュアンスを出すことができます。極端に言うと、日本語の「1秒だけ待って」の意味に近いかもしれませんね。
「秒」を使った時間の英語表現
「1秒」は「one/a second」
「1秒」は英語で「a second」または「one second」です。会話では「すぐに」という意味で「in a second」と表現する場合があります。
「2秒以上」は「数詞+seconds」
2秒以上を表現するときは複数形にします。「2秒」は英語で「two seconds」です。序数詞は使用しないので気を付けましょう。「second seconds」とは言いません。
「秒」を使った時間の言い方
「分」と「秒」の間には「and」を入れる
通常、「10時半」であれば「ten thirty」と表現するように、時間は数字だけで言うことが可能です。しかし、「秒」まで言うときは、時間の単位を正確に伝えるために「and」で繋げて表現します。一例として、「10時30分16秒」であれば「ten thirty and sixteen seconds」です。時間で秒単位まで伝える機会はあまりないですが、覚えておいて損はないでしょう。