「既に」という日本語を英語で言い表すには、文の中に「already」という英単語を組み込むことで表現できます。また「もう~した?」のような疑問文では「yet」も使うことができます。この記事では現在完了など時制を軸にした「already」の使い方や、「yet」とのニュアンスの違いを解説します。
「既に」を英語で表現するには?
「already」を使った肯定文
現在形の場合
「既に」を強調したい場合、「already」を動詞の前に置いて表現することが可能です。例文として、「I already have that」などがあります。これは「既に持っている」という意味になりますね。
過去形の場合
過去形の文で表現することも可能です。例文では、「I already knew it」などがあります。「既に知っている」という意味ですね。
現在完了形の場合
「already」は現在完了形の文と相性のいい単語です。例えば友達から食事に誘われたとき、「もう(既に)食べた」と断ることがありますよね。そんなときは、「I have already eaten」と表現できます。
過去完了形の場合
過去の話で、尚且つ時間幅がある事柄には過去完了を使って表現します。例文を挙げると、「The party had already finished」などです。パーティーが終わったことは既に過去のことで、更に過去でもパーティーが終了している時間帯を指す表現です。
「もう」を英語で表現するには?
「already」を使った疑問文
時制によって「already」の位置が異なる
相手に質問する場合は「already」の位置に気を付けましょう。先程の食事の例で考えてみます。過去形で「もう食べた?」と聞くときは「Did you eat dinner already?」です。ただし完了形で尋ねるときは「Have you already eaten dinner?」と動詞の前に置くのが自然です。
「yet」を使った疑問文
時制に関係なく「yet」の位置は文末
疑問文では「already」の他に「yet」を使って日本語の「もう」を表現することができます。例文として「Have you eaten dinner yet?」と文を組み立てることができます。気を付けたいポイントは、「already」と異なり「yet」は現在完了でも文の一番後ろに配置します。