「横」は英語で何と表現すれば良いでしょうか?一口に「横」と言っても、「写真を横向きに撮ってほしい」や、道案内で「目的地の横にある建物を伝えたい」など、シーンによって意味合いが異なります。この記事では「横」を意味する英単語に加え、「横線」や「横向き」など、実際に日常会話で口にする英語表現を、シーン別に例文を交えながら解説していきます。また、横の反対「縦」の英語については別の記事で紹介していますよ。
目次
「横」を英語で表現するには?
「隣」の意味合いで使う英語
「next to」が一般的
「横」という表現を「隣」の意味合いで使用する場合は、「next to」と言い表すことがが可能。「隣(横)座ってもいいですか?」は「Can I sit next to you?」と聞くことができます。また、「next to」は道案内のときにも便利な表現ですよ。一例として、「コンビニはどこですか?」と聞かれたら、「It’s next to the post office」(郵便局の横)と答えられます。
「beside」も同じ意味
「beside」も「next to」と同様の意味です。ニュアンスの違いとしては、少し「beside」の方が堅苦しい表現になります。例文を挙げると、「The book is beside the cup」など「コップの横に本がある」ことをシンプルに伝えることができますよ。
「傍」の意味合いで使う英語
「by」は前後左右どの「横」にも使用可能
「next to」や「beside」と似た表現に「by」があります。違いは、左右に限定されず「そば」にある対象全てに使用できます。曲の題名や歌詞などでよく出てくる「stand by me」という表現が「そばにいて」と訳すことができます。広範囲の「横」を表現するなら「by」を使いましょう。
「脇」の意味合いで使う英語
「aside」は横へ離れていくイメージ
「beside」が近くにある対象を指すのに対し、「aside」は横へ遠ざかっていくイメージの英単語です。日本語では脇に追いやるという表現が適切でしょう。例えば「He pushed his plate aside」という文章で、彼が皿を横に移動させた行為を表現できます。嫌いな物もしくは食べ終わったので、皿を脇に追いやったと言えますね。
「横」に関連した英語表現・例文
「横線」は英語で?
「horizontal line」と言います
横に引っ張ってある線は「horizontal line」で表現可能です。名詞の「horizon」は、地平線という意味です。横に線を引くなら「Draw a horizontal line」です。
「横向き」は英語で?
「Sideways」と言います
よく写真を撮るときに縦か横かを指定する場面があると思います。横向きで撮ってほしい場合は、「Could you take it sideways?」とお願いします。また、縦向きに撮ってほしい場合は「vertical」や「vertically」で表現します。「縦」の英語については、別の記事で詳しく紹介していますよ。