喧嘩の最中に相手に問い質すと、曖昧な返答ではぐらかされた、なんてことありませんか?向こうに非があるのにも拘わらず、なかなか相手が自分の非を認めないとき、言い訳するな!とつい言いたくなることも。英語で言い訳は何と言えば良いのでしょうか。
「言い訳しないで」を英語にすると…
「Don’t make excuses」と言います
どこかで聞いたことのある単語が出てきましたね。そうです、相手に「すみません」と一声かけるときに使う「Excuse me」の「Excuse」がフレーズの中で使用されています。「Excuse」という単語には許す・容赦するという意味がありますので、自分を許すのが言い訳、という風に覚えてしまいましょう。動詞で何気なく使っている「Excuse me」も、私を許して、と断ってから質問しているのですね。
ただしDon ‘ t を最初に持ってくるこのフレーズは否定のニュアンスが強く、日本語ですと「言い訳するな」や「黙れ」に近いニュアンスになるので使用するときは注意が必要です。「私にはただの言い訳に聞こえる」を英語で「That just sounds like an excuse to me」と言えば、少しオブラートに包んで伝えることが出来るかもしれませんね。
シンプルに「That’s an excuse」で「それは言い訳だよ」と指摘してあげるのも良いでしょう。また常日頃から可算・不可算名詞を意識して勉強されている方は、フレーズによって「excuse」が単数や複数形に変化していることにも目が行くと思います。これは単純に言い訳の回数です。何回も言い訳した相手に指摘する場合は複数形を使い、一つの言い訳に言及する場合は単数形を使います。
言い訳になるけど~と前置きを入れるなら「In my defense」
もう一つ、日本人が好みそうなフレーズも紹介しておきます。先に結論を言わず、言い訳になるかもしれないけど~と前もって自分を弁護しておく言い方になります。大多数の方が聞きなれたデフェンスという単語が使われており、正しく自己防衛のフレーズですね。
この言い回しは必ず文頭に配置してコンマで区切ります。「In my 〇〇,」はイディオムとして色々な表現に使い回すことが可能。例えば「私の場合は~」という時も、この言い回しを活用できます。