ネギは英語で何と言うのでしょうか?そもそも日本で売られているネギは海外にあるのでしょうか。この記事では、白ネギ(長ネギ)や青ネギ(万能ネギ)など日本の「ネギ」にあたる英語表現をご紹介。更に、ニラなどネギに似た野菜についても紹介していますよ。イギリスで主に栽培される大きな西洋ネギ「leek」についても解説しているので、気になる方は覗いてみて下さいね。
目次
「ネギ」は英語で?
まず東日本と西日本とでは、思い浮かべる「ネギ」のイメージが異なる可能性があります。一般的に白い部分が長い「白ネギ」は、主に東日本で栽培されているネギです。一方、大部分が青い「青ネギ」は、西日本の人に多く親しまれていますね。また、両者は色の違いの他にも、大きさに違いがあります。「白ネギ」は太く長いのに対し、「青ネギ」は細くて小さいです。海外には日本と全く同じネギはありませんが、似たようなネギが複数存在し、それらの種類を大きさで区別して呼ぶのが一般的です。
白ネギ・長ネギは「leek」
イギリスのネギとして広く浸透
太い長ネギは「leek」(リーキ)と呼ばれています。日本の白ネギと若干異なりますが酷似しています。この単語が主にイギリスの人に限って使用される背景として、アメリカなど北米の地域では、日本のスーパーで売られているような太めのネギをあまり見掛けないからです。リーキは西洋ネギとも言いますね。
青ネギ・万能ネギは「green onion」
アメリカでは日本の青ネギ(葉ネギ)のような、細いネギが一般的です。日本特有の言い回しで「緑」を「青」と表現しますが、海外では緑色の玉葱として「green onion」と呼びます。
「scallion」とも言います
「scallion」(スキャリオン)という言い方もします。「green onion」と「scallion」を使い分けるのに明確な違いはなく、育った地域や好みによって分かれます。日本の九条ネギを表現する場合も双方使えますよ。
「ネギ」に似た品種を英語で
分葱(わけぎ)は「spring onion」
この表現もイギリスでよく使われます。日本の分葱のように、球根が大きいのが特徴。サラダによく使われるので、「salad onion」とも呼ばれています。
浅葱(あさつき)は「chive」
綺麗な花も咲かせるアサツキは、英語で「chive」(チャイブ)と言います。厳密には西洋アサツキと呼び、日本のものと見た目は全く同じです。
ニラは「chinese chive」
ネギと混同しやすいニラは英語で「chinese chive」と言います。日本のニラに該当しますが、海外ではあまり売られておらず、「chive」の方が一般的です。
まとめ
ネギは「green onion」で統一
様々な「ネギ」に関する英単語を紹介してきました。ネギは西洋料理にも使用されることが多いため、イギリス英語の方が細かく呼び名を変えている印象です。しかし、単に「ネギ」と「たまねぎ」を区別する程度のニュアンスであれば、「green onion」と「onion」で良いでしょう。日常会話では「green onion」で「ネギ」を表現してみて下さいね。